「恵みの湯」大浴場
碓氷川の両岸に温泉旅館が立ち並ぶ磯部温泉。
古くから鉱泉が湧き、明治18年、信越本線の磯部駅が開業したのを機に温泉地として発展していきました。今は温泉マークの発祥地としても知られています。
塩分濃度が高く肌にまとわりつくような湯ざわりで、ほかほかとよく温まり、肌もツルツルになる名湯です。
そんな磯部温泉で唯一、日帰り入浴を楽しめるのが市営の温泉施設「恵みの湯」です。
館内には広々とした大浴場や露天風呂、サウナ、障がいがある方のための福祉浴室などを完備。
日帰りながら磯部温泉の湯を堪能できるとあって、市内外から多くの人が訪れます。
「恵みの湯」外観
中でも密かな人気をよんでいるのが「砂塩風呂」。
オーストラリア産のふわふわの白砂に、ミネラル豊富なメキシコ産の塩を混ぜた温かい砂塩で、顔以外の全身をすっぽりと包む健康法です。血行と発汗が促され、新陳代謝が活発になり、自然治癒力が高まるそう。
砂から出たあとも、薬草茶を飲みながらたっぷりと汗をかき、心も体もすっきりします。
「中には週1回、月1回など、定期的に通うお客様もいらっしゃいます。スタッフが手で丁寧に砂をかけ、つきっきりでケアしますから、お一人でも安心してご利用いただけますよ」(スタッフの須貝さん)
砂塩風呂
温泉のあとは、磯部温泉の鉱泉を使った銘菓「磯部せんべい」を食べ歩きしませんか?
「磯部せんべいサクサクウォーク」は、温泉街に9店舗ある磯部せんべい店を巡り、味比べを楽しむ体験プログラム。体験チケットを購入したほぺたんは、サクッと軽くてほんのり甘い磯部せんべいをほお張りながら、昭和レトロな風情が漂う温泉街を散策。
磯部温泉 温泉街
せんべい店が軒を連ねる小道をぬけ、妙義山を一望する橋を渡り、たどり着いたのは「海雲寺」です。全国でも珍しい、招き猫を奉るお寺で、境内には招き猫が。商売繁盛、家内安全、良縁招来などのご利益があるといわれ、御朱印やお守りをいただく際には、住職がお祈りしてくださいます。
ほぺたん、「海雲寺」へ!
「磯部せんべいサクサクウォーク」のチケットは、こちらのカフェで購入できます。
輸送用コンテナを改造した素敵な空間にWi‐Fi・コンセントが完備され、旅の拠点としての利用もおすすめです。
メニューも逸品ぞろい。カラフルなベーグルは、見た目も味も大満足でした!
hitoritoiro(ヒトリトイロ)
住所…安中市磯部1-165-1
TEL…027-381-6332
営業時間…月・金曜 10時~17時、土・日曜 9時~18時
定休日…火曜・水曜・木曜