許諾第05-010901号
江戸時代、城下町として栄えた甘楽町小幡地区。歴史ある街には、どのような当時の面影が残されているのでしょうか?ほぺたんと一緒におさんぽへでかけました!
まず訪れたのは、群馬県内に唯一残る大名庭園「楽山園」。江戸時代、各藩の大名たちは競い合うように立派な庭園をつくりました。庭園の中心に池をつくり、その周りを歩きながら四季折々の美しさを楽しんだのだとか。「楽山園」には当時の茶屋が復元されており、そこから見渡す景色はお殿さま気分に浸れると評判です。
5月に花を咲かせる園内のカキツバタ
楽山園 中門
道幅14メートルにおよぶ中小路
喰い違い郭
次に、ほぺたんは、武家屋敷などが並ぶ「中小路(なかこうじ)」へと歩いていきました。広い道幅は、かつてこの地域を統治した織田家の格式の高さを表しています。また、通りの角には「喰い違い郭(くるわ)」と呼ばれる石積みがあります。これは、戦に対する防備としてつくられたものといわれています。
甘楽町を南北に流れる雄川堰(おがわぜき)。生活用水や灌漑用水として古くから利用され、日本名水100選にも選ばれています。ほぺたんは、古い家並みを眺めながら、雄川堰沿いを歩きました。
雄川堰に面して建つ「お休み処 信州屋」は、明治時代後期に建てられた古民家を活用しており、いにしえの旅情がたっぷり。観光案内カウンターもあるので、街歩きの途中にぜひ立ち寄ってみてください。
雄川堰
お休み処 信州屋
最後に、おなかが空いたほぺたんは、「道の駅 甘楽」へ。きじ肉、もちきびを炊き合わせた「桃太郎ごはん」は、地元で20年以上愛されてきた味。さらに、新名物の本格石窯焼きピザもあります。甘楽町と姉妹都市協定を結ぶイタリアのチェルタルド市で修業を積んだ職人さんが焼き上げるピザは、外側はカリッと、中はもちもちとした食感。店内では、イタリアから直輸入されたワインやオリーブオイルなども販売されています。甘楽町産の農産物とともにおみやげにいかがでしょうか?
道の駅 甘楽
桃太郎定食(松)
轟みそピザ
甘楽郡甘楽町大字小幡648-2
開園時間…9時~17時(11月~2月は16時まで)
観覧料…高校生以上300円、中学生以下無料
0274-74-4795
甘楽郡甘楽町大字小幡7
開館時間…10時~16時※季節によって変更あり
休館日…月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
0274-74-6061
甘楽郡甘楽町大字小幡444-1
営業時間…売店9時~18時、お食事処11時半~16時
休業日…1月1日
0274-74-5445
2015年度の「るっく&WALK」のテーマは、「群馬 再発見!」。コープぐんまが災害時・見守り協定※を締結している町村と、「上毛かるた」の札に取り上げられているテーマを隔月でご紹介します。知っているようで、実は知らない群馬の魅力をご紹介していきますので、お楽しみに!
■次回は上毛かるた「り」の札をご紹介します。