るっく&WALK

NO.161 高山村(2015年9月号)

「県立ぐんま天文台」の上に昇るオリオン座の写真
るっく&WALK in 高山村
高山村キャラクターのひかるくんといぶきちゃん

美しい山里の風景を訪ねて

群馬県の北部に位置する高山村。村の財産である美しい風景を残すため、条例をつくり、昔ながらの田園風景や美しい星空を守っています。「どんな風景が見られるかな?」わくわくしながら、ほぺたんは高山村へ向かいました!

宇宙の不思議を触れに行ったほぺたんの写真

宇宙の不思議に触れてみよう!

まず訪ねたのは「県立ぐんま天文台」。館内では、天文台の役割をはじめ天体や観測装置の仕組みなどを紹介。晴れた日の昼間には、太陽が直径1メートルのパネルに直接投影され、職員さんが太陽について詳しく教えてくれます。

また、夜は実際に空を見ながら天体観察を楽しむことができます。大型の望遠鏡で星を見ると、宇宙を身近に感じることができるはず。夜空には、都市では見られないほどたくさんの星が輝いています。7月から9月の間は、月のない夜に天の川がきれいに見えるそうです。

150センチメートル反射望遠鏡の写真

150センチメートル反射望遠鏡

65センチメートル反射望遠鏡の写真

65センチメートル反射望遠鏡

古代の日時計や星時計を再現したモニュメントの写真

古代の日時計や星時計を再現したモニュメント

ユニークな建物「道の駅 中山盆地」の外観

とんがり屋根のユニークな建物!

そばいなりの写真

そばいなり(5個入り)

ほぺたんが次に向かったのは、とんがり屋根が特徴の「道の駅 中山盆地」。店内には、地元で採れた新鮮な野菜はもちろん、手づくりのパンやおまんじゅう、お弁当などが並びます。ほぺたんのお目当ては、お揚げでそばを包んだ「そばいなり」。一度食べたらクセになると子どもから大人まで大人気です。

「道の駅 中山盆地」には、「高山温泉 ふれあいプラザ」もあります。新鮮な空気と雄大な山々に囲まれた露天風呂でのんびりとリラックス。夜は温泉につかりながら、高山村の美しい星空を眺めることができます。

露天風呂の写真

開放感いっぱいの露天風呂

田んぼアートの写真

毎年絵柄が変わる田んぼアート

また、「道の駅 中山盆地」は、田んぼアートのビューポイントとしても知られています。駐車場から田んぼのキャンバスを見下ろしたほぺたんは、とってもかわいいぐんまちゃんとくまモンの姿ににっこり。田んぼアートは、6月の田植えから10月の稲刈りまで稲の成長とともに色の変化を楽しむことができます。ぜひ一度足を運んでみてください!

まち歩き情報

地図

県立ぐんま天文台

住所…吾妻郡高山村中山6860-86
開館時間…【3月~10月】10時~17時、19時~22時
【11月~2月】10時~16時、18時~21時
休館日…月曜、火曜夜(祝日の場合は翌日)、年末年始

  • 平成27年9月29日は要予約時
    入場料…大人300円、大学生・高校生200円
    中学生以下無料
0279-70-5300

道の駅 中山盆地

住所…吾妻郡高山村大字中山2357-1
開館時間…【4月】9時~17時半
【5月~11月】9時~18時
【12月~3月】9時半~17時半
休館日…年中無休
0279-63-1919

高山温泉 ふれあいプラザ

住所…吾妻郡高山村大字中山2357-1
営業時間…10時~21時(入館は20時まで)
休館日…毎月10日(祝日の場合は翌日)
利用料金…大人(中学生以上)500円
子ども(3歳以上)300円
0279-63-2000

編集だより

「道の駅 中山盆地」の駐車場で見かけたのぼり旗。真っ赤な旗には、「真田街道」と書かれていました。戦国時代に活躍した真田氏は、この地域を何度も往来したのだとか。三国街道(みくにかいどう)の宿場として栄えた当時のにぎわいは、毎年11月に開催される「旧三国街道新田宿復活祭」で見ることができるそうです(次の開催は平成27年11月1日)。

  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。

■次回は上毛かるた「に」の札をご紹介します。