生協とともに

コープぐんまは2026年に70周年を迎えます。

地域の皆さまとともに歩んだ70年間。その間、コープぐんまに関わっていただいた組合員さんにインタビューさせていただく「生協とともに」をスタートしました。
それぞれのコープぐんまとのつながりのお話を伺いました。

「生協とともに」インタビュー第7回
前橋市 宮田よし子さん

第7回のインタビューでは、前橋市のコープ昭和店を利用している宮田よし子さんに、コープぐんまとの出会いや活動についてお話を伺いました。

宮田よし子さんの写真

昭和店への想いを笑顔でお話しされる宮田さん

宮田さんは、コープぐんまの前身の一つである「前橋市民生活協同組合」からの組合員です。前橋市民生協は1970年に設立をした、前橋市を中心とした生協です。1970年代は、食品添加物をはじめとした食の安全性や健康への意識が高まっており、主婦の間で「市民生協」が広がっていました。宮田さんも2人のお子さまに安全・安心な食品を食べさせたいという思いから、ご近所のお友達に誘われて組合員になりました。

前橋市民生協では組合員同士のコミュニケーションが活発に行われていました。宮田さんがコープ商品や生協について疑問があると、先輩組合員が「それはね、」と声をかけてくれ、また宮田さんも先輩組合員から教えてもらったことや、生協の学習会などで分かったことなどを他の組合員へ伝えました。様々な知識や経験を持つ方が集まるため意見の違いが出ることもありましたが、意見を受け止めて、組合員さんと一緒に学ぶ姿勢を大切にして活動を続けました。

前橋市民生協の活動に積極的に関わる中で、宮田さんは組合員の代表である理事(現在の地域区分理事)に選ばれ、コープ昭和店を中心とした地域の組合員さんとの繋がりづくりに取り組みました。地域のイベントに参加をして焼きそばを販売したり、コープ昭和店の店頭で縁日を開催するなど、楽しい催しでコープ昭和店を盛り上げました。どんな時も周りの組合員に声をかけ、参加者だけでなく準備を行う組合員も楽しめるように、話し合って取り組みました。

コープ昭和店を大切にしている宮田さんの原点は、前橋市民生協時代の「コープ朝日店」の閉店でした。閉店の際に多くの組合員からの「残念」という声を聴き、宮田さんは先輩方から引き継いだ「コープ昭和店」が地域に愛される店舗になるように、活動されました。

「たくさんの組合員さん、はじめましての人にも声をかけて昭和店を盛り上げていきました。笑顔で声をかけて、笑顔で返事が返ってくると元気が出るじゃないですか。そんなコミュニケーションを心がけました。店舗は、組合員や消費者から求められなくなった時に閉店してしまいます。たくさんの声を生協に届けて、長く、たくさんの人に親しまれる店舗になってほしいと思っています。」と笑顔でお話しされました。

活気あふれ人情に厚い宮田さん。これからも元気に過ごされますように。

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