ごあいさつ

代表理事 理事長 大貫晴雄の写真

組合員の皆さまには日頃より、コープぐんまの宅配、店舗、共済・保障、福祉、電気、サービス事業をご利用いただきありがとうございます。また組合員活動など様々な取り組みにご参加・ご協力いただき、心から感謝申し上げます。

コロナ禍で困窮している団体を対象とした寄付先を社会貢献委員会で検討し、社会福祉法人群馬県共同募金会「赤い羽根」に500万円、公益財団法人上毛新聞厚生福祉事業団「愛の募金」に200万円の寄付を行いました。また、企業版ふるさと納税として前橋市、太田市、邑楽町、板倉町、明和町、千代田町、甘楽町、富岡市の7市町に合計650万円を寄付し、地方公共団体との関係づくりを進めました。
見守り協定は10市12町5村、災害時協定は12市15町7村に広がりました(2022年4月現在)。今後も行政と協力し、住みやすい地域社会づくりに貢献したいと思います。
また2019年11月から始まった「はじめてばこプロジェクト」では、10,000名を超える方からお申し込みをいただきました(2022年1月現在)。

一方世界情勢は、ロシア軍によるウクライナへの軍事侵攻によって、子どもを含む多数の一般市民の命が奪われ、住まいを追われ周辺国へ避難せざるを得ないなど、戦火におびえながらの生活を余儀なくされています。コープデリグループは、人と自然が共生する社会と平和な未来を追求し、平和を希求する取り組みを続けています。国際平和への危機が直面している中で、核兵器のない世界の実現に向け、いっそう平和への取り組みを広げていきます。 また、ロシア軍によるウクライナへの侵攻によってエネルギー資源はもとより世界有数の穀倉地帯である両国の穀物等の供給が滞る懸念があり、食糧の需給逼迫と相場高騰のリスクがさらに高まっています。値上げ圧力が高まる中、ガソリン、電気代、食料品の価格上昇で、消費者の節約意識はいっそう高まっていきます。商品調達を確実に進めながら、将来投資とコストカットをメリハリを持って行い、組合員のくらしを守り、組合員の期待に応え続ける商品・サービスの提供を進めていきます。

2022年は、1月24日から東毛エリアで「移動店舗中野」がスタートしました。また、5月27日には高崎市箕郷町にショッピングモール「HALUNAMO(ハルナモ)」、および16年ぶりとなる新店舗「コープみさと店」を出店することが出来ました。これからも地域の皆さまに必要とされるコープぐんまとして事業を発展させていきます。

持続可能な開発目標SDGsの達成に向け、「コープデリグループのSDGs重点課題と長期目標・中期方針」が2021年8月に策定されました。地球温暖化、貧困と格差、持続可能な生産などに対し、組合員の皆さんと協力しながら、コープぐんまの役割を発揮していきたいと考えています。
これからもコープぐんまをご利用いただく多くの組合員の声にしっかりと耳を傾け、コープぐんまで働く職員が地域の組合員に自分たちの仕事が貢献していることが実感でき活き活きと働く環境づくり、生産者や取引先の皆さんにも組合員に利用していただく喜びを感じてもらえるようなコープぐんまを目指したいと思います。

これからも引き続き、組合員の皆さまのご協力をお願い致します。

代表理事 理事長 大貫晴雄