るっく&WALK

NO.238 嬬恋村「つま恋温泉」(2022年11月号)

石造り風呂の写真

客室「あせび」の石造り風呂

るっく&WALK in 嬬恋村

多彩な風呂が自慢 つま恋温泉「山田屋温泉旅館」

JR万座・鹿沢口駅のほど近くに、昭和8年から続く山田屋温泉旅館があります。かつて、軽井沢・草津温泉間を走っていた「草軽電気鉄道」の嬬恋駅前に、旅館を開いたのがその始まりです。

山田屋温泉旅館の看板とほぺたんの写真

ほぺたん「山田屋温泉旅館」へ!

当初は温泉がなく、温泉旅館になったのはずっと後の平成5年のこと。2代目が行ったボーリングが成功し、敷地内にある源泉から、1日ドラム缶800本分もの温泉が湧出するようになりました。今は館内にある7つの風呂すべてに源泉が掛け流されています。マグネシウムと鉄分が豊富な黄褐色のにごり湯は「肌がつるつるになる」と女将さん。

客室は、間取りも雰囲気もそれぞれに異なる部屋が6室。風呂も部屋ごとに、露天の陶器風呂や半露天の石造り風呂、眺望の良い足湯などバラエティに富んでいます。驚くのは、これらの部屋や風呂はすべて、3代目ご主人の山口貴さんが手作りしているということ。お客さまにもっと喜んでもらいたいと追究するうちに、自分で手がけるようになったのだとか。評判は上々で、すべての部屋に泊まり、気に入った部屋に何度も泊まるというお客さんも多いそうです。

露天風呂の写真

客室「もみじ」たる露天風呂

館内には他にも、籠のかわりに釜を使った脱衣籠ならぬ「脱衣釜」、滑車に吊るされたアメニティグッズ、よく見ると下駄の形をしたテーブルなどなど、貴さんの遊び心あふれる演出があちこちに散りばめられ、思わず頬が緩みます。
「どこにでもあるものではつまらない。何かしないと面白くないですから(笑)」と貴さん。料理を担当するのは、貴さんの息子の佑二さん。
一流旅館や料亭で修行した腕を活かし、手をかけてつくる四季折々の料理を味わうことができます。いい湯と料理、温かいおもてなしに、心から癒される宿です。

宿を後にしたほぺたんは、紅葉狩りをすることに。宿から車で7、8分のところにある「今宮渓谷」は隠れた紅葉スポット。エメラルドグリーンの吾妻川と垂直に切り立つ崖が紅葉に覆われる様を、橋の上から一望できます。

今宮溪谷の写真

今宮溪谷

編集だより

嬬恋村観光案内所の写真

嬬恋村の情報収集に立ち寄った場所。観光案内の他、キャベツサイダーや嬬恋ベジティー、野菜消しゴムなどお土産品の販売もしています。カフェコーナーを併設しているので、コーヒーや嬬恋スイーツをいただきながら観光スポットを調べるのもおすすめ。草軽電鉄の資料や鉄道模型の展示もあり、切符の復刻版も購入できます。

嬬恋村観光案内所
住所…吾妻郡嬬恋村鎌原710-136
営業時間…8時30分~17時
定休日…年末年始
TEL…0279-97-3721

  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。
地図