るっく&WALK

NO.169 下仁田町(2016年5月号)

100ヘクタールにおよぶ広い牧草地を持つ神津牧場の写真
るっく&WALK in 下仁田町
下仁田町公認キャラクター「にゃくっち」

春の牧場で大自然を満喫

群馬県西南部に位置する下仁田町。ほぺたんは、120年以上の歴史を持つ神津牧場へやってきました。明治20年に神津邦太郎がつくった神津牧場は、日本最古の洋式牧場といわれています。

神津牧場では、放牧されている牛たちを自由に見学することができます。広大な草原でのんびりとくつろぐ牛たちですが、毎日午後1時を過ぎると、搾乳室に向かっていっせいに進み始めます。間近で見る牛たちの姿にほぺたんはびっくり!迫力ある牛たちの大行列は牧場の名物イベントになっています。

乳しぼりやバターづくり、ナイトツアーなど、神津牧場の楽しみ方はさまざま。毎年5月第3日曜に開かれる「神津牧場花まつり」では、動物とのふれあいイベントや、地域に古くから伝わる荒船太鼓の演奏などが行われ、たくさんの人でにぎわいます。

人懐っこい性格のジャージー牛の写真

人懐っこい性格のジャージー牛

牛たちの大行列の写真

牛たちの大行列

乳しぼり体験の写真

乳しぼり体験

触れ合うことができる動物の写真

動物たちと触れ合おう!

物見山や荒船山、八風山などの山々に囲まれた神津牧場は、ハイキングの拠点としてもおすすめです。散策を楽しんだほぺたんは、神津牧場自慢のソフトクリームを食べながらひとやすみ。ソフトクリームには、牧場でのびのびと育ったジャージー牛からしぼった牛乳がぜいたくに使われており、とても濃厚な味わいです。おなかがぺこぺこになったら、牧場内の食堂へ。ここでしか食べられない神津牧場産のジャージービーフの味は格別です。

食堂の外観とソフトクリームの写真

おなかが空いたら食堂へ!

自家製バターと相性抜群のジャージービーフの鉄板焼の写真

自家製バターと相性抜群のジャージービーフの鉄板焼

神津牧場の牛乳でつくったバターやチーズ、飲むヨーグルトなどの商品は、牧場内の売店のほか、「道の駅 しもにた」などでも買うことができます。道の駅では、広場を囲むように、神津牧場ミルクバーをはじめ、食堂、物産販売館、観光案内所がならんでいます。朝採れたばかりの新鮮な野菜や下仁田名産のこんにゃくなどもあるので、おいしいおみやげを探しに立ち寄ってみてください!

道の駅 しもにたの外観とほぺたんの写真

道の駅 しもにた

下仁田町の名産品の写真

下仁田町の名産品がいっぱい

まち歩き情報

地図

神津牧場

住所…甘楽郡下仁田町大字南野牧250
営業時間…8時~17時
休業日…年中無休(ロッジ、食堂は冬期休業)
入場料・駐車料…無料
※乳しぼり(300円)、バターづくり(600円)は、4月下旬~11月中旬の土日祝、お盆期間のみ実施。そのほかのプログラムについてはホームページをご参照ください。
0274-84-2363

道の駅しもにた

住所…甘楽郡下仁田町大字馬山3766-11
営業時間…
【神津牧場ミルクバー】9時~18時(火曜休)
【物産販売館】9時~18時(毎月第2・第4火曜休)
【食堂】11時~18時(木曜休)
0274-82-5858

編集だより

神津牧場から坂を下ると、富岡製糸場とともに世界文化遺産に登録された荒船風穴があります。荒船風穴では、地下から吹き出す冷たい風を利用して、かつて蚕の卵が貯蔵されていました。現在も冷風が吹き出す荒船風穴では、天然の冷蔵庫を体感することができます。その冷風は真夏でも2、3度というから驚きです。

  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。

■次回は上毛かるた「ら」の札をご紹介します。