桐生市南公園では、毎年2月下旬から3月中旬にかけて、梅の花が見ごろを迎えます。芝生広場を取り巻くように植えられた梅の木は、紅梅、白梅合わせて約650本。まだ肌寒い時期ですが、ほのかに漂う梅の香りが、一足早く春の訪れを知らせてくれます。
桐生市広沢町5丁目地内
電話…0277-52-3456
http://kiryu-kanrikyoukai.jp/minami.html
白梅
薄くて平たい麺が特徴の「ひも川」は、桐生を訪れたらぜひ味わいたい名物の1つ。市内には100軒以上のお店があり、お店によって少しずつ異なる麺の形にそれぞれのこだわりが隠されています。食感を大切にして手づくりされる藤屋本店のひも川は、なんと幅5~7センチもあります。もちもちの麺にカレー味のつけ汁を絡めて食べる「カレーセイロひも川」は絶品。ほかに、ひも川とそばが両方楽しめる「合盛」も人気です。
桐生市本町1-6-35 営業時間…11時30分から14時30分、17時30分~20時30分火曜~木曜は昼のみ営業 定休日…月曜、第4火曜祝日の場合は昼のみ営業、翌日が休み 電話…0277-44-3791
合盛
カレーセイロひも川
ご当地グルメを堪能したあとは、歴史情緒あふれる周辺を散策してみませんか。桐生天満宮から本町1丁目、2丁目の町並みは、国の重要伝統的建造物保存地区に選ばれています。大正9年に建てられた煉瓦蔵が残る有鄰館(ゆうりんかん)は、イベントスペースとして今なお活用されています。
また、明治から昭和初期に建設されたノコギリ屋根の織物工場は無鄰館(むりんかん)と名づけられ、彫刻家、画家、建築家、ハーブ研究家などが活動する場となっています。観光ガイドさんと一緒に歩けば、貴重な建造物を巡りながら、桐生の繊維産業の歴史を学ぶことができますよ。車内から保存地区の景観を楽しむことができる無料の小型電動バス、MAYU(まゆ)も走っているので、ぜひご活用ください。
電話…0277-47-0414(桐生再生事務局)
http://saisei.kiryu.jp/
電話…0277-46-1111(桐生市観光交流課)
http://www.city.kiryu.gunma.jp/
有鄰館
桐生天満宮
無鄰館
MAYU
■次回は富岡市をご紹介します。