るっく&WALK

NO.221 桐生市「梨木温泉」(2021年3月号)

「薬師の湯」の写真

自家源泉かけ流しの「薬師の湯」

るっく&WALK in 桐生市

褐色の湯と自然に癒される梨木温泉

赤城山の麓、川底が見えるほど水の清らかな深沢川のほとりに、木立に囲まれて佇む「梨木館」。創業は明治12年、大正時代に足尾鉄道(現・わたらせ渓谷鐡道)が開通すると、東京からの湯治客でにぎわい、最盛期は一晩に1000人以上もの客が泊まる繁栄ぶりだったそう。今は全18室、3つの施設から成る山中の静かな宿として、湯客を迎えています。

ほぺたん、梨木館へ!の写真

ほぺたん、梨木館へ!

梨木温泉は1200年以上も昔、坂上田村麻呂が東征した際に開いたとされる、古くからの温泉地。今なお、塩分、鉄分、カルシウムがたっぷり溶けこんだ、効能豊かな鉱泉がこんこんと湧き続けています。ほぺたんはさっそく、大浴場「薬師の湯」にざぶん!肌ざわり柔らかな赤褐色のにごり湯が、体を包みます。浴槽の縁や洗い場の床が鍾乳石のように変形しているのは、温泉成分の析出物が堆積したため。お湯が濃いことの証です。3段の滝を望む露天風呂「滝見の湯」にも、ぜひ入りましょう!聞こえるのは、沢の瀬音に風の音、小鳥のさえずりだけ。のんびり湯浴みするうちに、頭がからっぽになります。

浴槽の縁の写真

温泉成分で変形する浴槽の縁

滝見の湯の写真

露天風呂「滝見の湯」

「宿から一番近いコンビニも車で15分と、何もないところですが、春には宿を囲む桜が咲き、夏は蛍が舞い、秋はもみじが真っ赤に色づいて、真冬は氷柱のカーテンが現れます。晴れた日の夜は、宿の屋上で星空観賞も楽しめますよ。自然の他は何もない贅沢な時間を、お過ごしいただければと思います」(梨木館・斉藤さん)。

夜の梨木館の写真

夜の梨木館

温泉を満喫したら、赤城山麓で春探しをしませんか?梨木館から車で約20分の「カネコ種苗 ぐんまフラワーパーク」は、四季折々の花や植物を楽しめるスポット。3月は福寿草や水仙、クロッカスなど、足元で春を告げる花が見頃を迎え、肌寒い日は温室のお花巡りもおすすめ。4月になれば春爛漫、色とりどりのチューリップが満開になります!

福寿草の写真

福寿草

チューリップの写真

4月、大花壇のチューリップ

編集だより

チーズ工房Three Brownの様子

梨木館を後にし「からっ風街道」をドライブ中、小さなチーズ工房を見つけました!工房横には、ブラウンスイス牛が4頭いる牛舎も。ここでは牛を飼うところから、チーズを手造りしているそう。ショーケースに並ぶのは、その日の朝出来立てのフレッシュなチーズ。お店の方に相談しながら、自分好みのチーズを選べますよ。

チーズ工房Three Brown
住所…前橋市粕川町中之沢384-96
営業時間…10時~16時
営業日…毎週水曜・日曜、月末の土曜
TEL…027-257-8052

地図
  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。