るっく&WALK

NO.193 上毛かるた「く」の札(2018年5月号)

く:草津よいとこ 薬の温泉
るっく&WALK in 草津町

偉人が愛した天下の名湯

下呂温泉(岐阜)、有馬温泉(兵庫)とともに日本三名泉のひとつに数えられる草津温泉。自然湧出量は、毎分3万リットルを超え、日本一を誇ります。高温で酸性の強い草津のお湯は、古くからたくさんの人々の心と体を癒し、「湯もみ※1」や「時間湯※2」など独特の入浴法を生み出しました。その人気は8代将軍徳川吉宗が草津から江戸へ湯を運ばせるほどで、江戸時代の温泉番付ではトップに格付けされていたそうです。

「熱乃湯」の湯もみショーの写真

「熱乃湯」の湯もみショー

  • ※1 板で熱湯をかきまぜ、湯を冷ます
  • ※2 湯もみ・かけ湯・入湯という工程を繰り返す湯治療法

ほぺたんは群馬県北西部の草津温泉へ。まず訪れたのは、バスターミナル3階にある「温泉図書館」です。ここで草津温泉の歴史や文化を下調べして、温泉街の散策に出かけました。

「温泉図書館」で情報を集めるほぺたんの写真

「温泉図書館」で情報を集めよう!

「温泉図書館」から3分ほど歩くと、奈良時代の僧、行基(ぎょうき)が開山したと伝えられる「光泉寺」があります。行基は仏教の布教をしたことで知られていますが、草津温泉の歴史においても重要な人物。なぜなら、行基の祈祷により草津温泉が湧き出たという言い伝えがあるからです。

行基が開山したと伝えられる「光泉寺」の写真

湯畑を見下ろす高台に建つ「光泉寺」

しかし、歴史の古い草津温泉には、ほかにもさまざまな伝説が残されています。「湯畑」の前にある「白旗源泉」は、源頼朝ゆかりの場所。狩りにやって来た源頼朝は、源泉を発見し、入湯したと伝えられています。最も古い伝説では、古代の英雄、日本武尊(やまとたけるのみこと)が草津の湯につかったとされ、温泉街の北には日本武尊を祭神とする「白根神社」があります。

源泉の中につくられた祠の写真

源泉の中につくられた祠「頼朝宮」

毎年7月に祭礼を行う「白根神社」の写真

毎年7月に祭礼を行う「白根神社」

歴史に触れたほぺたんは、次に草津温泉のシンボル「湯畑」へ向かいました。ずらっと並んだ湯樋(ゆとい)を通り、お湯が豪快に流れ落ちていきます。この湯滝を見下ろすように、上毛かるたの絵札に描かれた灯篭が立っています。

さて、たっぷり歩いたあとは、お待ちかねのお風呂へ。草津温泉には、旅館だけでなく、日帰り入浴施設がいくつもあります。今度のお休みは、群馬が誇る名湯で過ごしてみてはいかがでしょうか?

多くの観光客でにぎわう湯畑周辺の写真

旅館やお店が軒を連ね、多くの観光客でにぎわう湯畑周辺

湯滝の灯篭の写真

湯滝の灯篭

編集だより

「道の駅 草津運動茶屋公園」の写真と「ひもかわうどん」の写真

草津温泉のおみやげが揃う「道の駅 草津運動茶屋公園」。花豆を使ったスイーツをはじめ、はちみつやジャム、地ビールなど、さまざまな特産品がならびます。味わい深い舞茸がのったひもかわうどん、くま笹を練り込んだうどん、チキンカツカレーなど、地元の食材を生かしたお食事もおすすめです!

道の駅 草津運動茶屋公園

住所…吾妻郡草津町大字草津2-1
営業時間…9時~17時
定休日…無休
TEL…0279-88-0881

  • ※ひもかわうどん700円、くま笹うどん650円、チキンカツカレー800円(すべて税込)

地図
  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。

■次回は上毛かるた「え」の札をご紹介します。