るっく&WALK

NO.163 東吾妻町(2015年11月号)

色彩豊かな秋の吾妻渓谷の写真
るっく&WALK in 東吾妻町
東吾妻町マスコットの水仙ちゃん

吾妻渓谷を彩る四季の風景

東吾妻町へやって来たほぺたん。まず向かったのは、景勝地として名高い吾妻渓谷です。吾妻渓谷は、大昔に火山から噴き出した溶岩が川によって深く浸食されてできたと考えられています。その長さは、雁ヶ沢橋(がんがさわばし)から八ツ場大橋(やんばおおはし)まで、約3.5キロメートルにわたります。

吾妻渓谷へやって来たほぺたんの写真

自然が織りなす渓谷美

吾妻渓谷の写真

自然が織りなす渓谷美

国道145号沿いの歩道をほぺたんが歩いていると、吾妻川の反対側に、旧JR吾妻線の線路が見えました。長さ7.5メートルの樽沢(たるさわ)トンネルは、日本一短い鉄道トンネルといわれていたのだとか。

川の音を聞きながらさらに進んでいくと、吾妻川にかかる鹿飛橋(しかとびばし)や、切り立った崖、奇石などが現れます。ミツバツツジの咲く4月中旬、新緑におおわれる5月、紅葉が彩る10月下旬から11月上旬、吾妻渓谷では、季節とともに移り変わる美しい風景に出あうことができます。

木々に囲まれた鹿飛橋の外観

木々に囲まれた鹿飛橋

紅葉狩りの様子

秋は歩道から紅葉狩りを楽しめる

吾妻峡温泉 天狗の湯の写真

泉質のよさが魅力の温泉

吾妻渓谷を散策した後は、温泉に入ってのんびりしませんか。ほぺたんは「道の駅 あがつま峡」にある「吾妻峡温泉 天狗の湯」へ。たくさん歩いた後の温泉は格別。良質のお湯につかり、疲れを癒しましょう! 源泉掛け流しの温泉は、体の芯から温まると評判です。

さらに、温泉のお隣には「農産物直売所 てんぐ」があります。店内では、東吾妻町名産のこんにゃくをはじめ、こだわりの特産品や新鮮野菜を販売。旬の食材をふんだんに使った食事も提供されています。「どれを食べようかな?」と悩むほぺたん。地元のおいしいお米でつくった五目ごはんや、けんちんうどんなど、さまざまな郷土の味を楽しむことができます。

このほか、屋外には、小さな子どもたちが遊ぶのにぴったりの広場や、無料の足湯、ドッグランがあり、家族でのんびりと過ごすのにおすすめです。東吾妻町にお越しの際は、ぜひ一度お立ち寄りください。

農産物直売所の外観

農産物直売所でおみやげ探し!

五目ご飯セットの写真

五目ご飯セット!

公園内につくられた足湯の写真

公園内につくられた足湯(冬期閉鎖)

まち歩き情報

吾妻渓谷

吾妻渓谷の散策には、国道145号沿いの歩道または吾妻渓谷遊歩道の2通りのコースがあります。吾妻渓谷遊歩道は昔の街道を利用しており、傾斜が急な区間もあるため、山道等に適した動きやすい服装での散策がおすすめです。

道の駅 あがつま峡

住所…吾妻郡東吾妻町大字三島6441

●農産物直売所 てんぐ
営業時間…【9~11月、4~6月】9時~18時
【7~8月】9時~18時半
【12~3月】9時~17時
休業日…年中無休
0279-67-3193

●吾妻峡温泉 天狗の湯
営業時間…10時~21時(受付は20時半まで)
休業日…毎月第2火曜
入場料…小学生以上400円
幼児(3歳以上)200円
0279-67-2683

編集だより

取材のため吾妻渓谷を訪れたのは9月。カエデやクヌギが生い茂る吾妻渓谷は、たくさんの緑で覆われていました。季節とともに移り変わる風景が吾妻渓谷の魅力。木々が赤く色づくころ、どんな風景が見られるのでしょうか。紅葉が美しく輝くころに、もう一度行ってみたいと思います!

  • 掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。
  • 一部取材先より画像をお借りしています。

■次回は上毛かるた「ぬ」の札をご紹介します。