輸入食品の取り扱いについて

1.輸入食品の取り扱いについての考え方

  1. ふだんのくらしに必要な商品の品ぞろえを行うために、国産食品と輸入食品を適切に組み合わせて取り扱いを行い、組合員が選択して利用できるようにします。輸入食品の取り扱いに当たっては取り扱う理由(必要性)を明確にします。
  2. 輸入食品の利用の多い分野でも、国産食品の利用を広げる視点で品ぞろえを行います。
  3. 輸入食品、国産食品に関係なく、提供する全ての食品に対して安全性確保に取り組みます。
  4. 国内外を通してフードチェーンの各段階における安全性確保の取り組みなどの情報提供を行います。原産国・原料原産地・加工地などの情報提供を行います。
  5. 輸入食品は、輸出国の環境保全、人権・労働環境、労働力の確保状況などに留意して取り扱いを行います。
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フェアトレード
発展途上国の農産物や製品などを不当に安く買うのではなく、農家の生活が成り立つよう考慮した「フェア(公正)な価格」で継続的に輸入し消費する取り組み。

2.輸入食品の開発・管理について

  1. コープ商品は、商品基準、所定の開発手続き規則にのっとって開発します。その上で、輸入食品に関わる固有のリスクに対処する必要があることから、日本生協連が年度ごとに原材料、製造・加工、保管、輸送などの各段階において安全性を確保するための管理方針を定め、点検・管理を行います。
  2. 一般商品は、日本生協連の管理方針に準じた安全管理対策方針に基づき点検・管理を行います。
  3. 生鮮農産物は年間計画を作成し取扱います。計画に基づき、取り扱い前の調査・点検・残留農薬検査を行います。また、残留農薬の状況を点検するモニタリング検査も実施します。