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CO・OP シナモン&アップルジャム

まるでアップルパイ! 果肉がゴロゴロ入ったりんごジャム

やさしい甘さとりんごの食感、ほんのり香るシナモン。
アップルパイの中身をイメージしたジャムは、
ヨーグルトのトッピングやお菓子作りにもぴったりです。

りんごの食感を残すため煮詰める時間を短く

角切りりんごがゴロゴロ入り、ほのかにシナモンが香る「CO・OP シナモン&アップルジャム」。まるでアップルパイのような味わいを楽しめるジャムを2005年に開発したのは、創業以来約80年にわたってジャムやクリームなどを手がけるソントン食品株式会社(東京都江東区)です。開発に携わる中野なかの沙央理さおりさんは「パンに塗る以外にもジャムを使ってほしい、という想いがそもそもの始まり。製菓材料としても人気が高いりんごに注目し、アップルパイ作りに使えるジャムを目指しました」と誕生の経緯を明かします。

原料のりんごは国産にこだわり、果肉の食感を出すため角切りに。素材の味を生かすため、糖度は甘すぎない40度に設定し、シナモンはアクセント程度に調整しました。製造を担う株式会社やくらいフーズの根元ねもと達也たつやさんは、「おいしく仕上げるポイントは煮詰める時間。高温で長時間加熱するとりんごが煮崩れて、食べ応えがなくなります。そこで特殊な釜で真空状態にし、煮詰める時間を極力短くしています」と話します。りんごや砂糖などを入れた釜を密閉し、内部の空気を抜きながら加熱。すると水分の沸点が低下し、低温でりんごの中心部まで素早く糖を浸透させつつ、しっかりとした食感をキープできるのです。

中野沙央理さんの写真

ソントン食品株式会社 研究開発部 中野沙央理さん

大久保昌彦さんの写真

株式会社やくらいフーズ 品質管理課課長 大久保昌彦さん

根元達也さんの写真

同課長代理 根元達也さん

大久保昌彦さんと根元達也さんの写真

(左)株式会社やくらいフーズ 品質管理課課長 大久保昌彦さん
(右)同課長代理 根元達也さん

多くの目視検査を経て「安心」を家庭に届ける

角切りりんごが全ての瓶に満遍なく入るのも、短時間で煮詰めるからこそ。「果肉が糖液の中で浮いたり沈んだりする主な原因は、果肉と糖液の比重の差。果肉内部の空気を抜いて糖を浸透させれば、比重差がなくなって偏りが抑えられます。もちろん瓶に詰める直前までしっかり混ぜ続けます」と根元さんは説明します。同社の大久おおくぼ保昌彦まさひこさんは「検査の工程は皆さんの想像以上に多いと思います。各工程で人の目で確認しているのも、ご家庭で安心して召し上がっていただきたいからこそ」と胸を張ります。

「アップルパイの中身としてかなり優秀だと自負していますが、個人的にはそのまま食べるのが一番おいしい」と根元さんが言えば、「私はヨーグルトに入れて食べるのが好きですね。酸味のあるものとも相性がいいと思います」と中野さん。トーストやパンケーキにのせるのはもちろん、冷凍パイシートに包んで焼くだけの簡単なアップルパイもおすすめです。朝のひとときに、ほっとしたい時間に、ぜひさまざまな食べ方でお楽しみください。

CO・OP シナモン&アップルジャムができるまで

1.原料受け入れ・選別

角切りにされた冷凍りんごを解凍し、皮や種が残っていないか、食べ応えがありながらも食べやすい1cm弱の角切りになっているかなど、担当者が目視で確認します(写真A)。

〇〇〇の様子

2.混合・加熱・濃縮

りんごと砂糖などを釜に入れ、混ぜながら加熱します(写真B)。減圧し、低温で沸騰させながら糖分をりんごの中心部までしみ込ませます。糖度を確認し、シナモンパウダーなどを加えます。

混合・加熱・濃縮の様子

3.充填じゅうてん

まだ熱い液状のジャムに異物が混入していないか目視でチェックし、瓶に充填します(写真C)。ふたを閉め、担当者が目と手でふたが閉まっていることを確認。瓶の口を洗浄し、計量します。

充填の工程

4.殺菌・冷却

熱水で加熱殺菌し、加熱後は瓶が割れないよう徐々に冷やします(写真D)。

殺菌・冷却の様子

5.検品・包装・箱詰め・出荷

瓶の底面と側面からそれぞれ目視で検品し、異物が入っていないことを確認(写真E)。機械で真空状態をチェック後、ラベルを貼り(F)、ふたにフィルムをかけます。その後、最終の目視検品を経て商品を箱に詰め、出荷します。

検品・包装・箱詰め・出荷の様子

【広報誌2026年10月号より】