生協とともに

コープぐんまは2026年に70周年を迎えます。

地域の皆さまとともに歩んだ70年間。その間、コープぐんまに関わっていただいた組合員さんにインタビューさせていただく「生協とともに」をスタートしました。
それぞれのコープぐんまとのつながりのお話を伺いました。

「生協とともに」インタビュー第9回
ほぺたん広場宮子 林さん、山本さん、高橋さん、福島さん

第9回のインタビューは、コープ宮子店で開催している「ほぺたん広場宮子」に運営スタッフ・サポーターとして参加している林さん、山本さん、高橋さん、福島さんのコープぐんまとの出会いや活動についてお話を伺いました。

林さん、山本さん、高橋さん、福島さんの写真

ほぺたん広場宮子 で活動する福島さん、山本さん、林さん、高橋さん(左から)


林さん:
「コープぐんまとの出会いは、近所の方から「一緒にコープデリの宅配をやってみない?」と声をかけられたことでした。商品の購入が目的で始めましたが、さまざまな企画や取り組みを行っていることを知り、サポーターへの登録や学習会への参加を行っていました。」

山本さん:
「私も近所の方からのお誘いで宅配の利用を始めました。当時は5人以上集まらないと配達してもらえなかったので、私にも声がかかりました。アレルギーを持つ家族がいたので、生協の商品には助けられました。」

高橋さん:
「当時友人がコープぐんまの職員をしていました。友人から宅配のことを教えてもらって利用を始めました。お店も利用しますが、宅配にしかない商品もあるので重宝しています。」

福島さん:
「私は職場で利用している方から声をかけられて利用を始めました。職場に届けてもらったので、お買い物の手間が省けました。」


さまざまなきっかけでコープぐんまの組合員となった4人が出会ったのは、コープ宮子店で開催していた「エリア商品委員会(現:スマイルコット)」でした。

エリア商品委員会は地域の幅広い組合員が、商品とその利用に関わることを目的として運営されていました。毎月1回、コープ商品を使った調理を行ったり、メーカーの方を招いて学習会を行うなどの活動を行っていました。参加者はお友達同士で参加される方もいましたが、多くの方は個人で参加されていました。毎月1回顔を合わせることで、自然に参加者同士の交流が生まれるようになりました。

徐々にエリア商品委員会の参加者が増えてきた頃、4人はエリア委員(現:ブロック委員)から「コープ会を作りませんか?」と声をかけられました。これまでエリア商品委員会で行ってきた商品の試食(調理)や学習会を自分たちで進めていけることから、他1名の仲間と一緒に5人で「Livelyコープ会」を立ち上げました。

コープ会の活動を続けていたある日、組合員理事から「子ども食堂のサポーターとして参加しませんか?」と声がかかりました。コープぐんまでは山王団地に子どもを中心とした「居場所」の立ち上げを予定しており、運営スタッフとして一緒に参加いただける組合員を募集していました。コープサポーターに登録していた林さん、山本さん、高橋さん、福島さんはこの取り組みに参加し、「ほぺたん広場山王」の活動が始まりました。


高橋さん:
「ほぺたん広場山王は調理場が狭く大変でしたが、たくさんの子どもたちが集まって遊んだり勉強したり。のびのびと過ごしてくれたのが嬉しかったです。」 新型コロナウイルス感染拡大すると、ほぺたん広場山王は閉鎖となりました。

福島さん:
「新型コロナウイルスが流行した時はコープ会の活動も中止となりました。集まってはいけないので、慣れない中Webでコープ会を開催したりしました。」

2023年にコープ宮子店で「ほぺたん広場宮子」が開設され、4人は運営スタッフとして活動に参加しています。

山本さん:
「来ていただいた方がここでの時間を楽しそうに過ごし、料理を「おいしい」と言ってもらえるとやりがいを感じます。メニューは「カレー」と決まっているので、飽きないように具材や盛り付けを変えるなど工夫をしています。」

林さん:
「名前や場所が変わり、最初は人が来ないこともありましたが、今は毎月来ていただいている方もいます。ほぺたん広場は事前予約制ですが、誰でも安心して来ていただける場所です。是非お気軽に参加してください。」


地域の方への「居場所」を提供する林さん、山本さん、高橋さん、福島さん。これからも皆様で楽しく元気に活動されますように。

  • コープ会
    商品とその利用を中心に、組合員の暮らしと利用強化に役立つ活動を自分たちで考えて進めます。2カ月に1回以上集まって活動を行います。
  • コープサポーター
    コープぐんまが協力をお願いする組合員活動の中で、できる活動に個人で参加して協力しています。

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