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作品展示室日本刀の美にふれる「大隅俊平美術館」ほぺたん、大隅俊平美術館へ!古来、武器としてつくられてきた日本刀。時に神器や権威の象徴としても用いられ、日本の歴史と文化を象徴する重要な存在として受け継がれてきました。武器としての役割を終えた今も、その研ぎ澄まされた美しさから「鉄の芸術品」として人々を魅了し続けています。太田市生まれの刀匠・大隅俊平(1932年〜2009年)は、生涯をかけて日本刀の芸術性を追求した人物です。その功績は、刀剣界の最高賞5歳「正宗賞」を三度受賞するなど高く評価され、6のときに人間国宝に認定されました。大隅刀匠を紹介する展示そんな大隅刀匠の刀を見るために、ほぺたんがやってきたのは大隅俊平美術館。金山を望むのどかな田園地帯にある刀匠の住まいを改修し、4年に開館し平成2ました。ほぺたんは門をくぐり、刀匠が手入れをしていた日本庭園を眺めながら、平屋の日本家屋の中へ。館内には刀匠の作品や作刀に使われた道具が展示され、職員の解説付きで鑑賞することができます。「先人たちが大切に守り継いできた日本刀の素晴らしい価値、歴史文化を感じていただけたら」と職員の永野さん。5月まで開催の企画展「継がれし業」では、大隅刀匠の師匠である宮入行平刀匠(人間国宝)、大隅刀匠、そして大隅刀匠の弟子たちの作品が集結します。この機会に日本刀の世界にふれてみませんか?作品の特徴は、「直刃」とよばれる刃文です。美術館を後にしたほぺたんは、冠稲荷神刃文とは、「焼き入れ」という工程によって刃につける白い模様のこと。刃文には様々な模様があり、中でも、真っ直ぐな線を引く「直刃」は高度な技術を要します。大隅刀匠は、一点のゆるみもない美しい直刃の刀をつくり、「直刃の大隅」と称賛されました。太刀大隅俊平作正宗賞受賞作社を参拝!平安時代の創建と伝わる歴史ある社に、縁結びや健康長寿など様々なご利益の参拝スポットが点在し、散策しながら巡ることもできます。3月中旬から4月初旬にかけては樹齢400年のボケや桜が開花し、境内が華やぎます。in太田市冠稲荷神社※掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。※一部取材先より画像をお借りしています。冠稲荷神社のそばに小さな焼き菓子屋さんを発見。笑顔が素敵なパティシエ、渡邊香奈さんが応対してくれました。体に優しい素材を使った甘さ控えめの焼き菓子と、かため食感のプリン(塩・コーヒー・プレーンの3種)が人気。羊の形をした窓が目印です。MonPetitMouton住所…太田市細谷町1556-7営業時間…11:00~17:00TEL…080-5847-0904定休日…火曜日・木曜日・日曜日(臨時休業あり)韮川駅407太田駅北関東自動車道太田桐生IC122金山城跡東武桐生線細谷駅275細谷駅世良田駅35417線崎勢伊武東木崎駅広報誌ほっと2025年2月号(vol.301)発行日/2025年1月27日発行者/生活協同組合コープぐんま理事長大貫晴雄編集/コープぐんま総合企画室〒376-8523桐生市相生町1-111TEL.0277(52)9618ホームページ/https://gunma.coopnet.or.jp/ⓒ生活協同組合コープぐんま2025宅配では、お届けしている全てのカタログを回収し、リサイクルしています。ご不要の場合は、担当者に渡すか配達器材に入れてお戻しください。