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計量・金属探知計量して適正な重さであることを確認し、金属探知機を通します(写真H・I)。なお、ここに至るまでにも4回の金属除去を実施。配管内に磁石を設置し、そこを通過させることで金属の混入を防いでいます。H検品・箱詰めしっかり包装され、パッケージに賞味期限が印字されていること、印刷のズレやカスレがないことなどを担当者が目視で確認。丁寧に箱詰めします(写真J)。重量を確認して箱を閉じ、箱にも賞味期限を印字、出荷します(K)。JK使いやすいg!005写真左からみたけ食品工業株式会社執行役員鴻巣工場工場長川端泰さん、営業一部係長吉野慶さん、営業一部部長横山康弘さん別ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!国産米の米粉宅配:9月4回、11月3回に取り扱う予定です(いつでも注文商品です)店舗:一部店舗を除いて取り扱っていますIじゅうてん填・包装充米粉を袋に充填します(写真F)。袋をゆすって米粉をならし(G)、余分な空気が入らないようにして口を閉じます。包装工程でも洗浄・拭き取りを徹底し、アレルゲン検査を実施。同社は厳格な食品安全認証規格であるFSSC22000の認証を得ています。FG粉砕粉砕機で白米を砕き、風を当てて粉粒の大きさをそろえます。十分に砕かれたものだけを吸い上げることで(写真C)、米粉の細かさが均一に。吸い上げた米粉は、タッチパネルを操作し(D)、空気輸送で配管を通って次の工程に移動させます(E)。ECD秘訣は「粒の細かさ」米の粉は日本で古くから使われ、うるち米から作る上新粉、もち米から作る白玉粉などがあります。これらとの違いは粉の粒の大きさ。「同じ米の粉でも上新粉は粒が大きく、パンや洋菓子に使うとざらついた食感になってしまいます。近年、製造技術が高まり、より細かい米粉を作れるようになりました。この商品は小麦粉に近い大きさまで細かく粉砕。粒度をそろえているので、小麦粉と同じような使い方ができます」と胸を張るのは工場長の川さん。端泰かわばたやすしアレルギーが理由で米粉を選ぶ人もいることから、工場内への小麦の持ち込みは厳禁。アレルゲン検査も実施しています。横山さんは「グルテンを控えた食事を心掛けているというお客様もおり、こうした面からも需要が増えていると感じます」と語ります。「唐揚げに使えばサクサクした食感、パンやお菓子に使えばもちもちと、米粉ならではのおいしさが味わえます。小麦粉と変わらず便利に使えるので、ぜひたくさんの方に食べていただきたいです。おいしく食べることで、国産米の応援にもつながります」と熱く語る吉野さん。粒子の細かいサラサラの米粉を、まずは揚げ物で試してみてはいかがでしょうか?03