コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2023年11月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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OBA)」食べていくために何が必要なのかを考えてきました。その中で出会ったのが、「北海道オーガニックビーフ振興協議会(Hホの生産者の1人、北十勝ファーム有限会社代表取締役上うえだかねほ田金穂さん。HOBAは北海道で有機牛の生産を目指し、農薬や化学肥料を使用しないエサでの飼育や、牛にストレスを与えない飼育方法、循環型の畜産に取り組む生産者の団体です。コープデリは2018年から、宅配の商品カタログature』で、上田『VヴさんをはじめとするHOBAの・ieNナィルチューバば、生産をあきらめる人がもっと増えるでしょう。一方、人口増や紛争、気候変動で、食料を輸入し続けることは難しくなっています。国内で食料やエサを生産することはとても重要です。(戸)250,000200,000150,000100,00050,0000210,100戸肉用牛を飼育する戸数の推移出典:畜産統計(農林水産省)142,800戸104,200戸82,300戸65,200戸50,100戸40,400戸1992年1997年2002年2007年2012年2017年2022年持続可能な畜産業を目指す生産者との出会いSエスディージーズコープデリグループでは、「未来へつなごう」をスローガンにDGsの取り組みを進めており、国内でこれからもずっと食料を生産し続け、私たちが安心して生産者の牛肉を取り扱ってきました。“有機”や“オーガニック”は勝手に名乗れないこだわりの飼育方法をさらに一歩進め、まだ日本でほとんど取り扱いのない“有機牛”を組合員に届けたい。こうした想いから、コープデリは上田さんと一緒に、り組むことにしました。「有機」「オーガニック」は、野菜やその加工品などで目にしたことがあるかもしれません。有機とは、農薬や化学肥料を使用せず、自然界の力を生かし、環境の負荷をできるだけ少なくする農法のこと。日本で「有機」のマークをつけた食品を流通させるには、厳しい認証基準があります。マークを見れば、一定の基準をクリアした食品だと買い物のときに判断できるからです。肉牛の場合、主に次のような基「産直」としての有機牛生産に取準があります。「なるべく地域のものを牛に食べさせることで、環境負荷を減らせるし、日本の食料を安定的に消費者の皆さんに届けることにもつながります」と話す上田さん“有機牛”として認証を受けるための主な基準●エサは主に有機農産物を与える。●牛がいつでもエサを食べたり水を飲んだりでき、密集せず、適切に野外に放牧するなどストレスを与えない。●できるだけ薬剤に頼らず、抗生物質等を病気の予防目的で使用しない。●受精卵移植技術、ホルモンを用いた繁殖技術、組換えDNA技術を用いた繁殖技術等を使用しない。●「アニマルウェルフェア(動物福祉)」の考え方に基づき、牛に不必要な苦痛を与えない。コープデリグループは、事業と活動を通して「SエスディージーズDGs(持続可能な開発目標)」の達成を目指しています。05


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