コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2023年11月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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地域の宝を守り継ぐ「湯端温泉湯端の湯」湯端の湯は再び輝き始めます。貸し切り浴室「湯端の湯」ほぺたん、湯端温泉へ!吉井町に大きな牛が寝そべっているように見える牛伏山。その山麓に佇むのが湯端温泉の一軒宿です。宿から数十メートルの矢田川のほとりに鉱泉が湧き、傷や皮膚病によく効くとされ、昔から地元の人たちが大切に守ってきました。明治時代には湯小屋もありましたが、なくなって長い年月が経ち「せっかくいい温泉があるのにもったいないと、祖父が昭和4と湯端温泉のご主人、桑子さん。6年に始めたのがこの宿です」祖父と祖母が切り盛りする宿はいつも地元客でにぎわい、桑子さんは子どもの頃、布団敷きや配膳を手伝い、祖父にお駄賃をもらったり、お客さんに遊んでもらえるのも嬉しかったそうです。そんな桑子さんに、祖父はよく「おじいちゃんはもう少しこの宿を頑張る。そのあとは頼むよ」と言っていました。ところが、桑子さんが高校生の8年、宿はいったん閉ときに祖父は急逝。平成1じることになりました。高校卒業後は実家を離れ、飲食店や旅館で働いていた桑子さんが実家に戻り、宿を改装、再4年のこと。地元の人たちは再開したのは平成2開を心から喜び、桑子さんに源泉の管理の仕方を教えたり、浴室工事を手伝ったりと惜しみない協力をしました。再開を聞きつけた昔馴染みのお客さんも大勢訪れ、「この宿が、こんなにたくさんの人たちに大切にされていたのかと驚きました」(桑子さん)。地域の宝、in高崎市ほぺたんはさっそく、湯船にちゃぷん!竹樋から注がれる源泉は、ほんのり卵のにおい。「化粧水として販売してほしい」と要望があるほど肌に良い泉質です。宿には貸し切りの浴室が2つ、涼み処のウッドデッキもあり、初夏にはホタル鑑賞も楽しめます。ウッドデッキ(年内改装予定)牛伏山展望台宿をあとにしたほぺたんが次に向かったのは、牛伏山自然公園。山頂付近に天守閣を模した展望台があり、そこに広がるのは360度の大パノラマ。晴れて空気が澄んだ日には、赤城・榛名・妙義山、関東平野の彼方まで見渡せます。展望台眺望※掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。※一部取材先より画像をお借りしています。湯端温泉のご主人が「吉井町のパンといえばここ!」と教えてくれたのがこちら。創業1982年、住宅街にある地元に根付いたパン屋さんです。棚にはフランスパンやデニッシュ、調理パン、菓子パンと種類豊富なパンがずらり。一番人気は揚げパンのココアパンときなこパン。カフェスペースでもいただけます。鮎川173パリジャンParisien住所…高崎市吉井町矢田126-1営業時間…9:00~16:00定休日…日・月・火曜TEL…027-387-6753上信電鉄71吉井駅吉井中央公園25441吉井IC上信越自動車道川鏑1742547141竹沼広報誌ほっと2023年11月号(vol.286)発行日/2023年10月23日発行者/生活協同組合コープぐんま理事長大貫晴雄編集/コープぐんま総合企画室〒376-8523桐生市相生町1-111TEL.0277(52)9618ホームページ/https://gunma.coopnet.or.jp/ⓒ生活協同組合コープぐんま2023宅配では、お届けしている全てのカタログを回収し、リサイクルしています。ご不要の場合は、担当者に渡すか配達器材に入れてお戻しください。


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