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コーププラス×SDGs生産者とともに、畜産業の未来へはなゆき農場有機牛日本の畜産業は、エサの価格の上昇や後継者不足などで、厳しさを増しています。生産者を応援し、持続可能な畜産業を目指して、コープデリでは〝有機牛〟の取り組みを進めています。北海道十勝地方の雄大な大地の力を活かして育てられる有機牛。エサの9割以上が国産で、のびのびと育てられている低い日本の食料自給率、さらに低い飼料自給率日本の食料自給率は38%(カロリーベース)。つまり、私たちが食べるものの約6割を輸入に頼っています。さらに牛肉の場合、自給率はもっと低くなります。飼料、つまり家畜のエサを国内で作っている割合はわずか2内で育てている牛でも、エサの多くは輸入に頼っています。国産のエサを与え、国内で生産されている牛肉はわずか1しかありません。6%。国1%ところが今、コロナ禍や円安、そしてウクライナ情勢の悪化などで、輸入するエサの価格が急激に高騰しています。エサだけでなく、燃料なども高騰しており、国内の生産者は苦境にあえいでいます。輸入されている牛肉輸入飼料を使用して生産されている国産牛肉61%28%11%国産飼料を使用して生産されている国産牛肉出典:令和4年度食料需給表(農林水産省)今回の取り組みは、目標12:につながっています。04生産者は高齢化・後継者不足で減少こうした厳しい状況の中で、担い手である肉牛の生産者は年々減っています。経営環境の悪化に加え、肉体労働で負担が大きいこと、新しく肉牛の経営を始める場合は専門的な技術が必要で設備投資も大きいことなどから、生産者は高齢化し、後継者が不足しています。日本の畜産業は今、低い自給率と担い手不足という2つの課題に直面しているのです。生産者にとって苦しい状況がこのまま続け