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産直秋田あきたこまちができるまで①浸しんしゅ種・催さいが芽4月上旬、種籾を水に浸して1週間0日間かけて水を吸わせ、芽を出から1す準備をします(浸種・写真A)。しっかり種籾が水を吸っているか毎日様子を見ます。色の変化を見て、飴色に見えてきたらしっかり水を吸った証です。次に種まきの3日ほど前に、ビニールハウスで均一になるように気をつけ0度のお湯で湯通しをながら加温し、3します(催芽)。稲の育ち具合にばらつきを出さないために、芽の状態を揃えることが大切です。➡②播はしゅ種・育いくびょう苗管理・あぜ塗り.5(育苗管理)。同じ頃、田んぼで14月中・下旬頃、種まき(播種)をして葉が3葉(4枚目の途中)に育つまでビニールハウスで苗を育てます5㎝の深さまで水を張れるように堤防を作ります(あぜ塗り)。佐々木さんは、田んぼの角は手作業で固めています。➡ひ③施せ肥・耕こうき起・代しろか掻き・田植え・管理田んぼに肥料を与え(施肥)、冬の間に雪で固く押しつけられていた田んぼの土を耕してやわらかくほぐします(耕起)。次に1~2日空けて2度、水を入れて土を丁寧に練り込みます(代掻き)。田植え後の苗の定着具合に関わる大事な作業です。そして5月中・下旬頃、水を3~5㎝張った田んぼに田植えをします(写真B)。同時に苗のすぐ近くに肥料を落とし、成長を促します。6月下旬、1週間だけ田んぼの水の深さを15㎝に増やし、あえて水圧で茎が育ちにくい状態にして、茎を太く丈夫になるようにします。その後、田んぼの水をなくして乾かし、稲が下へ根を伸ばすようにします。成長を確認しつつ(C)、ほかに、雑草、肥培、病害虫防除などの管理があります。➡④収穫・乾燥・調整・出荷収穫は9月中旬から。適期にとりきるために、時間との勝負です(写真D)。収穫機で刈った籾(E)を自前の乾燥機または農協の施設であるカントリーエレベーターに運んで乾燥させます(F)。もみすりをして調整し、選別して出荷です。➡⑤秋しゅうこう耕10・11月、収穫後の田んぼで土作りのために、肥料を与えてわらの腐熟を促進し、田植えの時期まで管理します。この作業をすることで、春先の作業の効率が良くなります。▲JA秋田おばこ生産者佐々木信尾さん普段は佐々木さん1人で田んぼを管理しています。「田植えと収穫のときだけ、母ちゃん(妻)に手伝ってもらうよ」と笑顔を見せます12ページで、レシピをご紹介今回ご紹介した商品はこちら!産直秋田あきたこまち宅配:10月2・3・4回で取り扱う予定です※CO・OP無洗米産直秋田あきたこまちも同じ企画回です店舗:全店で取り扱っています(無洗米も同様です)じ色の雑草が生えるのだと佐々木さんが抜いて見せてくれました。「毎日田んぼに入って雑草を抜いています。もちろん1日では終わらないので少しずつ抜きますが、田んぼが朝日を浴びると、雑草を抜いたところと抜いていないところの緑の濃さが違って、今日はここからだなってわかるんですよ」と目の前に広がる青々とした田んぼを見渡します。そして「やっぱり、『あなたのお米を食べてから他のお米を食べられないよ』なんて言われたらとてもうれしいですよね。高齢になってきているので、周囲に頼りながら、できるだけ長く米づくりが続けられたらと思っています」と笑顔で話してくれました。「私は、夏でも熱いお味噌汁と一緒に食べるご飯が大好きです。食の多様化が進み選べるからこそ、若い世代の方々にも、世界的にも認められてきている“和食”を堪能してもらえたらうれしいですね」と佐々木さんは力強く言いました。生産者が天候と闘いながら育てた「CO・OP産直秋田あきたこまち」です。ぜひ召し上がってください。03はみだしほっと宅配の冷凍食品、ふっくらしらす干しを毎日大根おろしに入れて食べています。おかげで食欲もあって元気です。毎週の配達に感謝をしています。(吾妻郡:北軽バーバ)