コープぐんまの広報誌「ほっと」6月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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おすすめ!コープの商品ただの炭酸水02Eただの炭酸水ができるまで冷却・炭酸ガス注入原料取水・ろ過・脱気炭酸ガスは低温であるほど液体に溶け込みやすいため、冷却機で水を10度以下まで冷やします(写真C)。次にタンク(D)に保管されている炭酸ガスを水に吹き込み溶け込ませます。ペットボトルは缶よりも多くの炭酸ガスを注入することができます。工場敷地内にある井戸から岩盤層の下を流れる深井戸水を電動ポンプでくみ上げ、ろ過装置に3回通して貯水タンクに保管。炭酸ガスを溶け込みやすくするため、専用の機械で水中の空気を取り除き(写真A)、目の細かい除菌フィルターでさらにろ過します(B)。天然のおいしさにこだわる古くから水の郷さととして知られる、福岡県朝倉市。周囲の山々で磨かれた水が地中に豊富に蓄えられる地に、「CO・OPただの炭酸水」を製造する株式会社ふくれん・甘あまぎ木工場はあります。「目指したのは、そのまま飲んでもおいしい炭酸水。水道水や湧水、深井戸水を飲み比べ、最も癖がなくおいしかった深井戸水を採用しました」と語るのは、商品開発を担当する新にいや谷里さとえ江さん。使用する水は、雨水などを通さない岩盤層の下からくみ上げるため水質が安定していること、マグネシウムの含有量がカルシウムに比べて少ないため苦みが少なく、まろやかなことが特徴です。水のおいしさを生かすため、加熱・紫外線などによる殺菌をせず、目の細かいフィルターによるろ過工程を繰り返すことで、微生物を除去し安全性を担保しています。1998年に缶入りで発売した当時、日本に一般消費者向けの炭酸水はほぼなく、売られていたのは割り材として使う業務用品だけでした。「水を買うこと自体がまだ一般的ではありませんでしたが、海外では炭酸水を買って飲んでいるのだから、日本でもいずれ流行するだろうと生協の方に提案され、挑戦しました」DCBA強めの炭酸、でもまろやか!天然水を使った炭酸水天然水にこだわった炭酸飲料の原材料は、水と二酸化炭素だけ。その水のおいしさを味わってもらうため、工場では何度もろ過を繰り返していました。


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