コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2024年12月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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個包装・各種検査目視検品1つずつ包装して金属探知機を通します(写真I)。その中から検査用に1つ抜き取り、担当者が食べて味や匂いなどを五感で確認する食味検査(J)、生地をすりつぶして水分活性値を計測する検査(K)などを行い、品質に問題がないか確認します。KIJ包装・検品・出荷トレーに品質保持のためのアルコール製剤の小袋を入れ、商品5つをトレーに入れます(写真L)。外装フィルムに賞味期限などを印字し、包装機でトレーを包んだら金属探知機と重量検査機を通し、箱詰めして出荷します(M)。ふんわりと焼き上がったら(写真G)、担当者が1つ1つを見て異物混入がないことを確認、焼きムラや型崩れなどがあれば取り除きます(H)。GH焼成丈夫で生地がくっつきにくい紙の容器に、決められた分量の生地を入れます(写真E)。オーブンで均一に熱を通しながら焼きます(F)。「焼きながら同時に滅菌しているので、安全面からも重要な工程です」と中山さん。LMEF今回ご紹介した商品はこちら!コープクオリティとはこの商品は2023年9月に実施した組合員テストで、97.2%の組合員の皆さんが「おいしい」と回答しました。大山乳業の特選牛乳を使ったしっとりケーキ宅配:12月3回に取り扱う予定です店舗:一部店舗を除き取り扱っています❶原料や製造方法などおいしさの理由が明らか❷他の商品との違いが明確❸100人規模の組合員モニターの8割以上がおいしいと評価97.2%が「おいしい」と回答!おいしい70.5%ややおいしい26.7%人数=105この味を長く続けたい2013年に工場をリフォームして衛生環境を整え、安全面にも注力しています。品質管理を担当する中なかやま山智のりお雄さんは「焼成後はできるだけ手を触れないようにするなど、安心して食べられることを第一に考えています」と話します。神経を使う日々の業務で励みになるのは、食べてくれた人の「おいしい」という言葉。「会社に手紙で伝えてくださるお客様もいらして、そうした言葉を支えに頑張っています」製造を担当する仮かりやざき屋﨑貴たかよ代さんは「お客様と接する機会は少ないので、食べてくださる皆さんの笑顔を想像しながら、安全なものを届けられるよう作業しています」と話します。「出来たてを食べられるのが工場勤務の特権ですね。この時点ではミルク感があまりないのですが、ほんのり温かくサックリした食感。時間がたつとしっとり感とミルク感が増して、紅茶によく合います」とのこと。オーブンやトースターで少し焼くと、出来たてのサックリした食感が復活するそうです。「持てる力は出し切った」と辻野さんが言い切る同商品には、すでに「変えないでほしい」という声が多く上がっています。「長年変わらない味として、年配の方から小さな子どもまで、家族みんなで楽しめる。皆さんの力でそんなお菓子に育てていただけたらと思います」食べれば笑顔になれるお菓子で、ぜひ素敵なティータイムをお過ごしください。03


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