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展示風景シロクマに会いに「群馬県立館林美術館」へじょうぬまたたらぬまほぺたん、群馬県立館林美術館へ!北に渡良瀬川、南に利根川が流れ、2つの大きな川に挟まれる館林市。多々良沼や城沼など5つの沼や湿原が点在し、多様な動植物が息づく豊かな自然環境が保たれています。そんな街に「かわいいシロクマがいる」と聞いて、ほぺたんがやって来たのは動物園、ではなく美術館です。目当てのシロクマを探すと、ガラス張りの展示室に発見!それは、美しくも愛らしい大理石の彫刻でした。ジョアン・ミロ《女と鏡》1956年©SuccessióMiró/ADAGP,Paris&JASPAR,Tokyo,2024G3555の彫刻は、どこか温かさを感じさせて、見ていると幸せな気持ちになります。群馬県立館林美術館は、「自然と人の関わり」をテーマに2001年に開館。テーマにふさわしい作家としてポンポンに注目し、作品をコレクションしています。建物は多々良沼のほとりに建ち、ガラス越しに広がる自然を背景に、のびのびとポーズをとる動物彫刻を鑑賞することができます。歴史を感じる店構えに惹かれて寄り道したのは、館林で350年以上続く菓子店です。宮内庁にもゆかりのある銘菓「麦落雁」は、口に含むと麦の豊かな風味が広がります。聞けば、職人が一つひとつ手づくりしているそう。自家製コッペパンのできたてサンドも人気です。87成島駅314館林駅122渡良瀬川城沼みますやそうほんてん三桝屋總本店住所…館林市本町1-3-12営業時間…9:00~17:00TEL…0276-72-3333定休日…日曜※掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。※一部取材先より画像をお借りしています。作者はフランス人の動物彫刻家、フランソワ・ポンポン(1855〜1933)。彼の作品の魅力は、シンプルな形で、まるで動物たちが生きているかのように表現していることです。代表作であるこのシロクマも、毛は一本も彫られていませんが、佇まいはまさにシロクマ。地面を蹴り上げる足、ぬっと前に伸びた首は、今にも動き出しそう。12丸ごと焼きりんごワッフル月中旬まで、スペインの画家ジョアン・ミロの版画作品を紹介する企画展も開催。色とりどりの形や線で自由に表現するミロの作品は、絵に詳しくなくても楽しめそう。鑑賞後は併設の「エミール水辺のワッフルカフェ」で自家製ワッフルを味わってみては。動物園や農場の動物をモデルに、鶏や猪、カバ、時間があれば、フランソワ・ポンポン《シロクマ》1923-33年白色大理石オランウータンなど、さまざまな動物を作品にしたポンポン。動物からもなつかれるほど動物と仲良しだった彼多々良沼にも足を伸ばしてみましょう!年間約100種もの野鳥を観察でき、11月から3月には、白鳥の群れが冬を越すためにシベリアから飛来します。晴れた日は夕日や富士山の眺望も壮観です。in館林市多々良沼50148多々良駅122広報誌ほっと2024年11月号(vol.298)発行日/2024年10月21日発行者/生活協同組合コープぐんま理事長大貫晴雄編集/コープぐんま総合企画室〒376-8523桐生市相生町1-111TEL.0277(52)9618ホームページ/https://gunma.coopnet.or.jp/ⓒ生活協同組合コープぐんま2024宅配では、お届けしている全てのカタログを回収し、リサイクルしています。ご不要の場合は、担当者に渡すか配達器材に入れてお戻しください。