コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2024年10月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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おすすめ!コープの商品おけさ柿太陽の光をたっぷり浴びて育った秋の味覚購入直後はパリッとした歯ざわり、時間がたつとなめらかな甘みを楽しめる「産直おけさ柿」。産地の佐渡には、果樹栽培に適した風土と、誇りと愛情をもって柿づくりに取り組む生産者の姿がありました。7月下旬、照り輝く柿の葉の向こうに海が見える畑で、実の様子をチェックする生産者の佐藤さん。斜面での作業は大変ですが、南向きで朝から夕方までまんべんなく日が当たり、色のきれいなおいしい柿が育ちます02として父から畑を引き継ぎました。「父は専業農家で、今より広い面積で柿づくりをしていました。あまりに作業性の悪い畑が多かったので、父が他界してから少し整理したんですよ」。今は4カ所の畑に集約し、家族でおけさ柿を栽培しています。「柿に適した温暖な気候に加え、元々の土壌に柿の生育に必要な養分が豊富に含まれていることも大きい」と佐藤さん。もちろん、愛情を込めて世話をすることも大事です。「大半の時間を剪せんてい定に費やします。枝をどう残すかで実の付き方や大きさ、味が決まります」一年中何らかの作業がありますが、時期が厳密に決まった作業は少なく、比較的柔軟に対応できるといいます。秋の訪れが収穫のサイン「でも収穫期だけは変えられません」と語る佐藤さん。「おけさ柿の収穫サインは色。柿らしい濃いオレンジ色がおけさ柿の特徴なので、全体がムラなく色づいたら収穫適期です」柿は気温が一定まで下がると着色スイッチが入るため、どの畑の木もほぼ一斉に色づきます。しかしすぐに収穫して出荷しないと、組合員の柿栽培に適した佐渡で寒いイメージのある新潟県の、日渡島。実は対つしま馬暖流本海に浮かぶ佐さどがしまの影響で気候は温暖で、中でも南西部にある羽はもち茂地区は暖かく、果樹栽培に適しています。羽茂は佐渡のブランド柿「おけさ柿」の代表産地。佐渡の民謡「佐渡おけさ」からその名が付きました。栽培の歴史は9「平ひらたねなしを栽培しています。根早生」の2品種の渋柿核無」「刀とせ0年以上で、ねわ佐渡農業協同組合(JA佐渡)に勤め、自身もおけさ柿の生産者である佐さとうかずひろ藤和弘さんは、8年前に2代目


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