コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2023年9月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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みんなで10月は食品ロス削減月間食品ロスを減らそう!私たちは、たくさんの食品を「ごみ」として捨てています。コーププラス×SDGsみんなの食品ロス削減アイデア公開中!それって「もったいない!」と思いませんか?なぜ食品がごみになってしまうのか、減らすためにどうすればいいのか、考えてみましょう。家庭買いすぎ・食べ残しセールでつい…食べきれるかなぁ家庭244万トン279万トン生産・加工流通・外食おかずが余っちゃった、食べきれないから捨てるしかない……。そんな経験はありませんか?まだ食べられるのに捨てられてしまう食品のことを「食品ロス」といい、日本では年間約523万トン、1人当たり毎日お茶わん約1杯分、114グラムの食べ物が捨てられています。食品ロスの約半分は家庭からで、主に食べ残しや買ったまま食べずに捨てられてしまうもの。もう半分は食品工場やレストラン、スーパーなどからで、商品パッケージの破れや食べ残し、売れ残りなどが主な原因です。食品ロスは、さまざまな場所で発生します。だからこそみんなで考え合い、協力して食品ロスを出さない工夫をすることが大切です。生産・加工商品パッケージの破れ売れ残り流通パッケージが破れてしまった…賞味期限が近くて売れないなぁ…外食料理をたくさん注文!!でも…食べ残しがたくさん…出典:令和3年度食品ロス発生量推計値(消費者庁・環境省・農林水産省)食品ロスは何が問題なの?3必要な人に食料がいきわたらない日本の食料自給率は38%(カロリーベース)で、約6割の食料を輸入に頼っています。一方、世界では最大8億2,800万人が慢性的な栄養不足で、コロナ禍・ウクライナ情勢の悪化などによる食料価格の高騰などもあり、飢餓人口は増え続けています。食料をこうした人たちに渡すことができれば、飢えや貧困で困っている人を助けることができます。食料をつくるための資源が無駄になる料は、地球上の土や水を使ってつくられ、収穫された貴重な資源。食品を無駄にすることは、大切な資源をごみとして捨てることになります。1食2食料を加工し、運び、捨てるためのエネルギーが無駄になるつくった食料を加工し、車や船で運ぶには、石油や電気などたくさんのエネルギーが必要で、これらのエネルギーが無駄になります。またごみとして運び、焼却するためのエネルギーも、本来なら必要のないものです。出典:令和3年度食料自給率(農林水産省)、世界の食料安全保障と栄養の現状2022(SOFI)報告書(国連世界食糧計画)今回の取り組みは、目標12:につながっています。04


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