コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」2023年5月号

コープぐんまの組合員広報誌「ほっと」をご紹介します。生活協同組合コープぐんま


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庭園檜風呂浅間山麓の高原リゾート北軽井沢温泉「御宿地蔵川」長野県と群馬県の県境に広がる浅間高原の一角にあり、雄大な浅間山をのぞむ風光明媚なリゾート地、北軽井沢。かつて、このあたりは地蔵川とよばれ、荒涼とした草原が広がる人5年、草津と軽井けの少ない土地でした。大正1沢を結ぶ高原列車「草軽電気鉄道」が開通すると開発が進み、知識人や文化人が滞在する避暑地としてにぎわうようになりました。そんな北軽井沢の歴史とともに歩んできたの7年、草軽電鉄「北軽井沢が「御宿地蔵川」。昭和1駅」の駅前に、小さな旅館として開業したのが始まりです。「夫を早くに亡くし、6人の子どもを抱えていた祖母が、女手一つでできる商いとして選んだのが旅館だったと聞いています」と3代目主人の土屋基樹さん。当時の北軽井沢駅は、別荘を建築する土木関係者や避暑客、冬はスケート客に春は花見客と、年間を通して多くの客が乗降し、活気に満ちていました。宿も繁盛し、露天ライオン風呂(冬季他、閉鎖あり。要確認)ると、人々はマイカーで北軽井沢を訪れるように。宿も時代に合わせて改装を重ね、変化を遂げながら今の姿となりました。クラシカルな建物の中へ一歩入ると、そこは大正ロマンの風情ただよう空間。奥に進むと、手入れされた庭園をのぞむ温泉があります。窓を開け放てば半露天風になり、さわやかな高原の風も心地よい湯は、別荘地の住人にも愛用されています。ほぺたん、北軽井沢へ!夏が人気の北軽井沢ですが、春にも隠れた魅力があると土屋さん。「ゴールデンウィークを過ぎると浅間高原一帯が新緑に染まり、石楠花やツツジが咲いてそれは見事。ぜひ、訪れてみてください」。宿のそばには今も、赤い屋根に白壁の北軽3年には、北軽昭和2井沢を舞台にした日本初のオールカラー作品「カルメン故郷に帰る」の撮影隊も宿泊。監督の木下恵介らスタッフ一行が泊まったそうです。昭和37年に草軽電鉄が廃線す井沢駅があります。草軽電鉄の廃線後、次々と駅が消えていくなか、北軽井沢駅の駅舎だけは当時のまま残されたからです。ホームに立てば、高原列車が今にも現れそうな気がします。旧草軽電鉄北軽井沢駅舎235235in北軽井沢御宿地蔵川北軽井沢をドライブ中「濃厚ソフトクリーム」の看板に惹かれて寄り道。ここは、浅間山東麓に広がる乳牛の育成牧場「浅間牧場」の入り口にある茶屋。ミルク感たっぷりのソフトクリームと、フレッシュなミルクもいただき、牧場気分を満喫しました。ウサギやヤギなど、かわいい動物ともふれあえます。草軽電鉄軌道跡片蓋川54地蔵川146浅間牧場至軽井沢浅間牧場茶屋住所…吾妻郡長野原町北軽井沢1990-800定休日…12~3月は火・金曜営業時間…8:30~17:00(12月~3月9:00~15:00)TEL…0279-84-3698※掲載した店舗・施設は、定休日以外に臨時休業となる場合もあるので、ご了承ください。広報誌ほっと2023年5月号(vol.280)発行日/2023年4月24日発行者/生活協同組合コープぐんま理事長大貫晴雄編集/コープぐんま総合企画室〒376-8523桐生市相生町1-111TEL.0277(52)9618ホームページ/https://gunma.coopnet.or.jp/ⓒ生活協同組合コープぐんま2023宅配では、お届けしている全てのカタログを回収し、リサイクルしています。ご不要の場合は、担当者に渡すか配達器材に入れてお戻しください。


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